2010年4月29日木曜日

Dovecotの認証方式をCRAM-MD5に変更する

dovecot.confを以下のように変更
auth default {
# Space separated list of wanted authentication mechanisms:
# plain login digest-md5 cram-md5 ntlm rpa apop anonymous gssapi
# NOTE: See also disable_plaintext_auth setting.
mechanisms = plain cram-md5
}

パスワードファイル指定
passdb passwd-file {
# Path for passwd-file
args = /etc/dovecot/cram-md5.pwd
}

あとは↑で指定した/etc/dovecot/cram-md5.pwdを作る
# dovecotpw
Enter new password: password
Retype new password: password
{CRAM-MD5}26b633ec8bf9dd526293c5897400bddeef9299fad

↑で出たものを参考にし、/etc/dovecot/cram-md5.pwdを作成
usename:{CRAM-MD5}26b633ec8bf9dd526293c5897400bddeef9299fad

参考リンク
公式Wiki

2010年4月25日日曜日

rep2をオンメモリーにして高速化2

タイトルはrep2の話ですが起動時、終了時のスクリプトの実行方法を書きます。
シャットダウンスクリプト、スタートアップスクリプトとも呼ばれます。

Linuxの起動、終了時の処理は/etc/inittabに書かれています。
例えばshutdown -r nowと再起動コマンドを実行した場合
ランレベルは6になりPCの電源が落ち、立ち上がったときに2になりますつまり
inittabの↓のが有効になり(書式についてはman inittab参照)
/etc/init.d/rc 6が実行されます(6という引数とともにrcスクリプトが実行されるという意味)
l6:6:wait:/etc/init.d/rc 6

次に2になった場合は
↓が有効になり/etc/init.d/rc 2が実行されます
l2:2:wait:/etc/init.d/rc 2

再起動の場合は6→2という遷移
停止の場合は0になって電源ボタンを押した後に2になります

停止の前にHDDにデータ(rep2)を退避し、
起動後にHDDからメモリに展開すればよさそうです
今回は/etc/init.d/rcの先頭に以下のスクリプトを仕込みました
if [ "$1" = "0" ] || [ "$1" = "6" ]
then
rsync -av --delete /dev/shm/rep2mem/ /var/www/rep2_bk/
elif [ "$1" = "2" ]
then
mkdir /dev/shm/rep2mem
rsync -av --delete /var/www/rep2_bk/ /dev/shm/rep2mem/
fi

/etc/init.d/rcに書かないでやる方法はこちら

参考リンク
http://wikiwiki.jp/disklessfun/?exec-cmd

2010年4月24日土曜日

rep2をオンメモリーにして高速化

rep2をメモリ上に配置することによって高速化してみた (例のごとくDebian Lennyで・・・)
手順は/dev/shmにrep2をインストールする(インストール手順はこちら

1.インストールしてdataフォルダ作る+.htaccessを配置+外部リンク設定
2.前回やったみたいにログ整理のスクリプトを設定
3./var/wwwがドキュメントルートなので/dev/shmにシンボリックリンクを張る(apache設定ファイルのOptionsにFollowSymLinksが設定されている必要がある)
4.rsyncでローカルディレクトリにバック日次で同期させる↓の様なスクリプトを書いた
#!/bin/bash
rsync -av --delete /dev/shm/rep2mem /var/www/rep2mem_bk
5.システム終了時も行いたいので
/etc/init.d/rcの先頭にも↑の行を書いておく(参考リンク
この起動時と終了時のメモリ退避&戻しの話は長くなるのでこちらで話します

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メモリに配置させるためあんまり容量がないためログ整理はやらなくてはならないので3の手順が必要
また、/dev/shmはメモリなのでPCが再起動などしてしまうと内容が消えてしまうため4からの手順が必要

2010年4月5日月曜日

重複ファイルを削除するfdupesというソフト

Debian Lennyで試した
↓で重複ファイルのリスト出力
$ fdupes -r /var/samba/tyouhuku/

↓で重複ファイルを自動削除
$ fdupes -d -N -r /var/samba/tyouhuku/


参考リンク
http://ubulog.blogspot.com/2009/01/ubuntu.html

その他重複ファイル探すソフト
http://en.wikipedia.org/wiki/List_of_duplicate_file_finders